ここ2ヶ月ほど、土日は市営のジムに行って筋トレをしています。元々ランニングはしていたのですが、それをジムに置き換えて全身を鍛えようというわけです。トレーニング後はプロテインも飲んでるぜ!
で、今日こんな本を読みました。
「筋トレをする人が10年後、20年後になっても老けない46の理由」というタイトルです。
フィットネスについて、そもそもの知識が足りないので、勉強しながら効率的に身体を鍛えようと思って読んだのですが、思いのほかモチベーションが上がりました。
筋トレは短期、長期どちらにも影響する
たぶん、だいたいの人は10年後のために筋トレをしようとは思わないはずです。ほとんどの人が短期的に痩せたいとか、健康促進のためにとかいう目的でやるのではないでしょうか。というか、僕もそうです。
ただ、人間の身体を考えたときに、どうしても筋肉量は加齢とともに減っていき、中年、老人となるにしたがって、日常生活に支障をきたすレベルまで減少してしまいます。この本によれば、30代になると「年1%」の割合で筋肉量が減少していくとのことで、30年経てば30%も減ってしまいます。そりゃ色々支障が出ますよね。
で、老人になって足の筋肉が衰えて転び、そのまま寝たきりになって認知症が進み、結果的に意識があるのないのかわからない状況で数年、寝たきりで生きなければいけないわけです。そうなると自分も悲惨だし、周りの人間を巻き込んでエラいことになります。
ちなみに、僕の祖母がまさしくそうで、転んで腰の骨を折り、そこから亡くなるまで認知症寝たきり状態でした。あれはかなり切なかったです。
なので、今のうちから筋トレをする習慣をつけておくことで、そうした悲惨な最期を迎えないようにしましょう、というのが主な内容になってます。
健康リテラシーの重要性
もし祖母がもっと早くに筋トレの重要性を知っていれば、もしかしたらまた違ったことになっていたかもしれないと思いました。
実際、僕もこの本を読んだことで筋トレをし続けることの重要性を違った側面から知ることができましたし、モチベーションアップに繋がりました。
ただ、こうした自分の人生に直結するけど意外と知らないことって結構あるんじゃないでしょうか。本の中では食事制限ダイエットの危険性についても書いてありますが、そもそもの基本的な情報が不足している状態で、ダイエットとかするべきではないと思うし、それがつまるところ健康リテラシーなのだと思います。
テレビやフィットネス関連の広告では表面上のやり方しか教えず、そもそもの基本のキを知ることなく、とにかくやる!みたいな風潮がありますが、それが巡り巡って将来の自分に取り返しのつかない悪影響を及ぼす危険性があります。
だからこそ、気になったテーマは腰を据えて本から情報を入手することが大切なのだと感じました。うちの嫁さんも本とか読まないんで、教えてあげることにしよう。
まとめ
自分の体調管理は自分でコントロールしないと、誰も守ってくれないですからね。だって、人の体調とかどうなろうが自己責任ですから。
だからこそ、正しい知識を自分から取りに行きそれを実践しないと、悲惨な結末に向けて知らないうちに近づいてしまうと思いました。
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