高城剛さんの本を読んでいて感じたことに、これからは実体験の価値や、実物の価値が上がっていくのではないか、ということです。
インターネットを使って、あらゆることの概要、あるいは詳細を知れる時代にあって、なんとなく人々は知ったような気になりますが、知ることと理解することは全く異なると思っています。
例えば、僕は毎週ジムに行って筋トレをするのが楽しみなのですが、筋トレをしてテストステロンが分泌されると、気持ちが前向きになり、精神面でもポジティブな効果がある、というのは良く知られていると思います。
でも、それをネットの情報を介して知っているだけなのと、実際に筋トレを実践してその効果を肌を持って実感しているのとは雲泥の違いがあります。
また、SEOなどの嘘かホントかわからないブラックボックスが絡む世界においても同様です。
例えばh1に記事のテーマで使っているキーワードの関連語を入れると順位が上がりやすい、という情報を見たことがありますが、それってどれだけ効果があるの?と噂レベルで知っている人と、実践していくつもの記事で検証している人とでは、説得力に雲泥の差が出る訳です。
そして僕の実感として、SEOコンサルを名乗る人の中にも、実際に検証していないのに、嘘かホントかわからない施策を勧めてくる人がいるのも事実です。悲しいことですが。
体験をシェアしやすい時代だからこそ
今の世の中、様々な体験を簡単にネットにシェアすることができます。だからこそ、表面上の情報を自分の足で出向いて体験することに価値が出てくると思っています。
定番商品の◯◯、良い点と悪い点は?
というタイトルよりも、
10年◯◯を使った僕が、この商品の良い点、悪い点を解説する
というタイトルの方が、説得力が出るじゃないですか。
もちろん、ネット上で評価されたいから経験するのは、健全な理由かどうかはわかりませんが、しかし、根本的にネットで情報が入るから体験しないでおこう、というのは、自分の人生を狭めてしまっているようになりません。
個人で体験してそれを記事に落とし込める、これがブログで発信する際にも、他のメディアとは大きな差別化を図れる点だと考えています。
まとめ
最近、アニメやドラマなんかでも、引きこもり◯◯がネットの情報を駆使して解決!みたいなのを見かけたりしますが、あまりそういうの好きではないんですよね。
もちろん、ネットで知れること、そこから考えることで得られることもあるとは思うのですが、僕の場合、短い人生、どうせなら自分で色々と体験した方が楽しいじゃん?と思う派です。
とはいえ、そんなに豊富な経験をしているわけではないので偉そうなことはいえませんが、ひとまず今度の祝日は登山に行ってきたいと思います。
普段鍛えている身体を使って、大自然を感じてきたいと思いますよ笑
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