自分のデスクアップデートを重ねてきましたが、ようやく落ち着きそうです。最後のパーツであるマウスを購入できたためです。
これまでは、携帯性に非常に優れたLogicoolのPebbleマウスを使っていました。会社のパソコン用にも使っていますが、Bluetooth接続できて非常にコンパクトであり、また価格も2,000円台とリーズナブルなため、割と気に入って使っていました。
ただ、自宅で作業するときはより効率をあげたい!と思い、ついにハイエンドのMasterマウスに手を出してしまったわけです。
で、購入したのはこちら。LogicoolのMX Master 3。2019年に発売されてから、非常に評価の高いマウスです。
お値段は税込14,850円と、マウスとしてはかなり高いです。Logicoolの製品の場合はゲーミングブランドもあるので、ゲーミングマウスとなるとより値段が高いマウスもあるのですが、あくまで作業用、ということで絞ればトップクラスに高価格帯のマウスになります。
ちなみに Amazonだと税金分くらいは安くなるのですが、僕の場合は楽天のロジクール公式ショップで購入しました。
額面だと14,850円と定価なのですが、楽天の場合だとポイントが上乗せされるキャンペーンを実施していたりするので、3,000円ほどのポイントをゲットでき、実質12,000円くらいで買うことができるので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
MX Master 3を開封してみる
開封するとこんな感じで、マウスとUnifyingが置かれています。さすが高級感のある作りですね。カラーについては、2種類あり、グラファイトとミッドグレーがありますが、僕は今回ミッドグレーを選択しました。
ということで内容物はこんな感じ。あとは簡単な説明書です。MX Master 3は充電式のバッテリーなため、USB-TypeCで充電できるケーブルが付属しています。
裏面はこんな感じ。シールで接続する方法が書いてあります。記載の通り、接続はUSBかBluetoothを接続することができ、デバイスは3つまで接続が可能です。
シールを取ったのがこちら。オン、オフのスイッチ、あと下はデバイスの切り替えボタンとなっており、オンクリックでデバイスを切り替えることができます。
外観
まずは大きさですが、公式サイトによると以下です。
高さ: 124.9mm
幅: 84.3mm
奥行き: 51 mm
重量: 141 g
サイズ感の比較として、上に自分が使っているキーボードとPebbleマウスを合わせてみました。こうしてみると結構大きいことがわかります。
僕は手が小さいので、ちょうどマウスの上に手がすっぽり乗る感じ。重さは重すぎず、軽すぎず。女性にとっては結構大きいと感じるかもしれません。
そのため、最初細かな動きをするときなんかは少し慣れが必要だと思います。
高さの比較はこちら。よくも悪くも、Pebbleマウスが非常にコンパクトな作りになっているので、だいぶ差があるように思います。
見てもらうとわかる通り、人間工学に基づいた独特な形としており、手で覆ったときに無理のないフィット感になっています。
本体の質感と相まって、常に触っていたいくらいの気持ちよさで、非常に心地よいマウス体験ができます。
充電は全面からケーブルを挿す形になります。
充電については、1分の充電で3時間利用可能。フル充電で70日利用可能、というカタログスペックです。
充電する手間はあるといえばありますが、そんなに気になるレベルではないでしょう。
その他のスペックと特徴
どんな表面でも正確なトラッキングができる
トラッキング精度が高く、ガラス面を含めたどんな表面でも最高の4000DPI精度でトラッキングすることが可能とのこと。
試しにモニター台として使っているニトリのガラス台の上でトラッキングしてみましたが、問題なく動きました。ガラステーブルとかを使っている人にとっては安心して利用できそうですね。
マルチOS対応かつEASY-SWITCHで即座に切り替え
Windows、mac、iPadOSなどおおよそのOSに対応しています。それでいて最大3台のデバイスを登録することができ、切り替えも背面のボタンで一瞬です。
そのため、デバイスを複数持っている人にとってはよく、僕も購入の動機の一つがこれです。Windowsとmacを切り替える際にいちいちマウスを変える必要があるのは、あまりスマートではないですからね・・・。
豊富なボタン設定
ボタンについては複数用意されており、専用のソフトを使って細かくカスタマイズすることが可能です。しかも、アプリごとに設定を割り当てることができ、ブラウジングの場合はこれ、動画編集の場合はこれ、エクセルの場合はこれ、みたいに使い分けることができます。
おそらく、MX Master 3に満足するのはこの機能があるからでしょう。
僕も色々模索していますが、慣れてくるとマウスだけでコピペできたり、メディアコントロールができたりするので、かなり作業効率が上がります。
ただ、このあたりもやはり慣れと生産性の追求が必要であり、使う側にも一定のリテラシーがないと本当の実力を引き出すのは難しいと思います。
僕はキャプチャなどもマウスのボタンで開始できるようにしており、キーボードとマウスの役割を明確にわけることで、より便利になりそうだなー思いながら、カスタマイズをしています。
Flow機能
Flow機能とは、複数のデバイス間のディスプレイをシームレスに行き来できる機能です。これだけでもすごいのですが、さらにコピーしたクリップボードの内容を別のデバイスにも引き継ぐことができます。OSが違っても問題なし。
複数のマシンを使っている人にはおすすめできる機能ですね。僕もMacとWindowsを並べて使っているので、Flow機能は役に立ちそうです。
MX Master 3を使ってみた良い点、気になる点
そんなこんなで、MX Master 3を1週間ほど使ってみての感想です。
良い点
- マウスとしての高い完成度
- デバイスとしての高い質感
- ボタン割り当てを使いこなしたときの生産性の高さ
マウスとしての完成度が高く、ポインタのスピード、トラッキングの正確さ、スクロール時のフリースピンとラチェットモードの切り替えなどは使っていて気持ちがいいです。
そして、ガジェットとしても高級感があり、良いマウスを使っている、という満足度も高いです。
あとは、ボタン割り当てのショートカットをどれだけ使いこなせるか。これは普段の自分の作業を分解して、どこまでマウスに任せるのかを考える必要がありますが、それを使いこなせるともう他のマウスには戻れないと思います。
気になる点
- 使いこなすには慣れが必要
- 最大限使い倒すには試行錯誤が必要
- M1Macにはまだ最適化されていない?
まず、サイズとしてはかなり大きく、ボタンの数も多いので、これまでの使っていたマウスによっては、最初取り回しには慣れが必要かもしれません。
僕の場合も、それまで小さいマウスを使っていたので、軽自動車を使っていた人が、トラックを運転するときのような、ぎこちなさをどうしても最初は感じていました。手も小さいしね。
しかし、それも慣れてしまえば非常に快適になるので、しばらくはそんなものかと思って使ってみることをおすすめします。
また、多機能であるが故に、自分に最もあった設定を見つけるには試行錯誤が必要だと感じました。ただ単純に進む、戻るくらいしかボタンを使わないのであれば、Masterである必要はないわけで、それをどれだけ使いこなせるかは、ユーザーのリテラシーも関係するなと思いました。
あと、M1Macbookairを使っている僕ですが、Flowモードがうまく動かないんですよね。WindowsからMacへは移動するのですが、逆が移動できない。どうしてもうまくいかず、価格コムなどの掲示板では同じ悩みを持つ人がいたため、もしかしたら一部機能はM1Macには最適化されていないのかもしれません。
一応MX Master 3はfor Mac版というのもあるのですが、同様の症状が出ているケースもあるようなので、事前に調べてから購入した方がいいかと思います。
まとめ
ということで、ロジクール MX Master 3のレビューでした。
やはりハイエンドマウスなだけあって使用感はかなり良いです。しかし、まだ想像以上ではなく、僕の使い方にも改善が必要だと思っているので、今後もカスタマイズして使いこなしていきたいと思います。
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