最近、あまりガジェット関係を購入していませんでした。というのも、大体必要なものは既に揃ってしまい、緊急度高く必要なものがなくなってしまったからです。大体のインフラは整ったと言える。
なので、必要ないと言えば必要ないのですが、今回気になるガジェットがあり、思わず購入をしてしまいました。それがAnker Soundcore Life P3というワイヤレスイヤホンです。
お前AirpodsPro持っとるやろ!人間の耳は2つしかないんやで!
・・・でも好きだからね。仕方ないよね。
Anker Soundcore Life P3とは?
Anker Soundcore Life P3は2021年8月12日よりAnkerから発売された、完全独立型のワイヤレスイヤホンです。
AnkerはSoundcoreというブランドでこれまで様々なオーディオ機器を出してきていますが、Soundcore Life P3はその最新機種となります。
Soundcoreのワイヤレスイヤホン、色々出てるけど今見ている感じ、こいつかハイエンドモデルであるSoundcore Liberty Air 2 Proが狙いどころなんじゃないですかね。
奥さんの分も一緒に購入。色はブラック。価格はブラックとそれ以外のカラーで分かれており、ブラックは¥8,990、それ以外は¥9,990と、1万円以下で購入できる、いわゆるエントリーモデルの価格帯にあたる完全ワイヤレスイヤホンになります。
リリース直後ということで安く販売されており、7,120円で買えた。今後Amazonのセール時にもこれくらいまで安くなる可能性はあるかもしれませんね。
エントリーモデルという位置付けながら、今の完全ワイヤレスイヤホンに組み込まれている機能をほぼ網羅しており、非常にバランスの良いワイヤレスイヤホンになっている印象です。
主な特徴としては、
- Anker独自技術 ウルトラノイズキャンセリング
- 最大35時間の長時間再生
- ワイヤレス充電対応
といったところが主なところでしょうか。その他、他のSoundcore製品同様、専用アプリでカスタマイズができたり、ゲーミングモードの搭載や、イヤホンを探す機能、防水対応・・と他と差別化できる便利な機能もあったりします。
しかしながら、一番の焦点としては1万円以下でノイキャン搭載、ワイヤレス充電対応、長時間再生可能という、ワイヤレスイヤホンとしての機能がガッツリ搭載されている点が良い感じです。
外観
内容物としてはこんな感じ。充電用のType-Cケーブル、交換用のイヤーチップ、あとは説明書が付属しています。
僕はAirpodsProを普段使いしているので、並べて見ました。Anker Soundcore Life P3の方が横幅はやや狭く、高さがある感じ。
質感はややマットで、エントリーモデルではあるものの、決してチープな感じはしないです。表面が加工してあるのか、汚れとかは目立たなさそうです。シンプルに洗練されている。
コンパクトで、所有欲を満たしてくれるデザインです。
イヤホンはスティックタイプ。ケースは両手で開くコンパクトタイプ。イヤホンについてはプラスチッキーな感じで、チープではないが、高級感も特にない無難な感じです。
コンパクト型のケースについては、特に使いづらくはないのですが、開けたときのヒンジの部分がやや頼りない感じ。この辺りは値段からして当たり前ですが、AirpodsProの方が作りがしっかりしている感はあります。
この辺りは値段相応といったところでしょうか。
ワイヤレス充電にも対応しています。
置くと充電パッドの青ライトが点灯し、Anker Soundcore Life P3のケースも充電している点を表すライトがつきます。
この充電マット、非常に便利なのですがどうしてもワイヤレス充電ということで充電速度がネックです。iPhoneだと急ぎで充電したいときは微妙なのですが、ワイヤレスイヤホンの場合は、この充電マットだけで事足りると思います。頻繁に場所を移動することもないしね。
AirpodsProも、lightningケーブルで充電することはほぼないです。その点で、この平置きタイプはおすすめ。
使用感
Soundcoreの専用アプリを使うことで、ノイキャンなどのモード設定やイコライザの調整が可能です。購入した場合は必ずインストールしておいた方がいいと思います。
ノイズキャンセリングについて
ノイズキャンセリングは、このアプリで細かく設定することができます。ノイキャン、外部音取り込み、標準の3タイプあり、ノイキャンは屋内、屋外、交通機関、外部音取り込みは全ての外音、音声フォーカスと選ぶことが可能です。
それぞれ聞き比べて欲しいのですが、僕個人としては正直な感想としては何か変わったかな?という感じで、あまり違いがわかりませんでした。ただ、外音取り込みについては、設定するとホワイトノイズのようなものが入り微妙なので、使用時はノイキャン1択だと思います。
僕の場合はノイズキャンセリングで非常に性能の高いAirpodsProを使っているので、AirpodsProを使ってしまうと、正直相当ハードルが上がってしまうと思います。
ただ、ノイキャン性能が弱いからといって通常の使用に支障が出ることはないので、特にそこまで気にする必要はないのかな、とも思います。
音質について
AirpodsProと比較してしまうと、さすがに音の解像度は劣る感じがします。AirpodsProの方がよりクリアで近くで聞いている感じがする。値段が違いすぎるので仕方ないんですが。ただ、イコライザーを利用することでかなり印象が変わりますので、一度触ってみて欲しいと思います。
音の重みや低音の力強さはイコライザー設定にもよりますが、Life P3の方が感じます。AirpodsProはフラットに解像度が高い感じですが、Life P3はやや解像度は劣るものの、音の力強さは上のように思います。
AirpodsProと比べている時点でハンデが大きすぎるのですが、音質面についてはよっぽど強いこだわりがある人でなければ気にならないレベルかと思います。
その他細かな挙動について
一部のワイヤレスイヤホンは装着検知機能として、耳についているかどうかで再生が止まったり始まったりしますが、それがLife P3にはついていません。
これは賛否両論あり、例えばちょっと耳からイヤホンがずれたときに再生が止まったりしてしまうので、必要ない、という人もいるかと思います。
僕はというと、Podcastをよく聞くので、耳から外すだけで再生を止めたりできる機能はありがたかったりするのですが、まあなくてもそんなに困らんかなって感じです。
Anker Soundcore Life P3は買いなのか
1万以下の完全ワイヤレスイヤホンを買うのであれば、Life P3は最強格なんじゃないかと素直に思いました。
購入してから、ジムや屋外ランニングなどで利用しましたが、正直気になる欠点もなく、どこかが突出して優れているというよりも、すべてが高水準でまとまったイヤホンだと思います。
特に今まで完全ワイヤレスイヤホンを使ったことがない初心者の方とか、使っていたイヤホンが壊れて、さすがに1万以上は出せんな・・・という人は、まずLife P3を買っておけば間違いないと思います。
一方、こうした高いコスパのイヤホンが出てくるとAirpodsProを超えた!とかいうレビューを見たりもしますが、改めて比較してみて、AirpodsProの完成度の高さを感じたレビューでもありました。さすがにAirpodsProの壁は厚い。
ただ!AirpodsProは3万しますので、Life P3の3倍の値段を出しても買いか、と言われると悩んでしまうくらいにはLife P3の出来はいいと思います。
ちなみにAnkerの完全ワイヤレスイヤホンでは、今のところハイエンドモデルであるAnker Soundcore Liberty Air 2 Proという商品が存在します。約13,000円くらいして、音質やケースの作りなどはAnker Soundcore Liberty Air 2 Proの方が高かったりします。
3,000円分というのはそれなりに大きいですが、個人的には今Soundcoreのワイヤレスイヤホンを買うのであれば、Life P3で一旦満足かなあという感じです。
本気で良いのを買おうと思ったら、AirpodsProとかSonyのWF-1000XM4を買っとけって感じになるんじゃないですかね。
まとめ
以上、Anker Soundcore Life P3のレビューでした。いや、これはコスパお化けですよ。
1万円以下でこれだけのイヤホンを買えるとは、良い時代になったと思います。でもね、僕の耳は2つしかないわけで。
でもWF-1000XM4とかも使ってみたいんだよなあ。ワイヤレスイヤホン沼にハマりそうで怖いですわ。正直、これだけでYoutubeチャンネルとか作れそうなくらい面白い商品カテゴリだと思います。
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