今年は諸事情により、自室のゲーミングPCを触る機会が減るため、どこでも原神をプレイできる環境にする必要があります。
原神はデバイスフリーで楽しめるゲームではありますが、さすがにiPhoneのタッチパッドだけでプレイするのは、快適性にかなり欠ける。というか、PCプレイが快適すぎて、タッチパッド操作でずっとやろうとするとモチベーションが下がりそうです。
先日の記事でも書きましたが、原神をプレイするにあたり、コントローラーはほぼ必須だと思います。僕の場合はPS5のコントローラーを本体を持っていないにも関わらず購入しましたが、プレイの快適性が圧倒的に変わりました。
あとポイントとなるのは、端末側の設定です。原神は現行のリリースされているスマホゲームの中でもトップクラスに重いので、端末に合わせた設定が必要になってきます。
iPadAir4で原神を快適にプレイするための設定
ちなみに原神はアップデートで容量がガンガンでかくなっていくので、今回紹介する設定が今後も快適だとは限りません。あくまで2022年1月1日時点の情報になります。
また、これは僕の主観によるものなので、個人差はあると思います。同じ設定にしたけど微妙じゃん・・・とか言われても、個々人の状況にも依存するので、あくまで参考として読んでください。
現状僕が外出先で原神をプレイする際に使用しているのは、iPadAir4の256GBモデル。11インチです。11インチで256GBというのは、原神に限らず外で色々やるには最適な大きさだと感じています。
iPadminiはコンテンツ消費用としてはいいのですが、ブログ執筆とか動画編集とかしようとすると小さすぎるし、何よりMagicKeyboardが使えないのが痛すぎます。
話が逸れましたが、原神をプレイする際に重要なのが、フレームレートだと僕は思っています。
フレームレートとは1秒間に見せる静止画の枚数です。パラパラ漫画で考えてもらえるとわかりやすいのですが、何かのアニメを見せる場合に、用意する静止画が多ければ多いほど「ヌルヌル」動く、スムーズな映像を見せることができます。プレイ体験に直結する項目ですね。
原神では30/60/120と用意されており、当然120になると非常に滑らかな映像を表現することができるわけです。ちなみにPS4でプレイする場合は30で固定らしいのですが、一度60以上で体験してしまうと、かなり気になるレベルです。モッサリしているというか。
また現行だと120に対応しているのはiOS版ですが、ほとんどのiOS端末はそもそも端末自体が60にしか対応していないので、120を設定してしっかり確認できるのは今だと、iPadPro(M1)か、iPhone13シリーズしかないんじゃないんですかね。
僕の持っているiPadAir4についても、端末のフレームレートが60までしか対応していないので、120の設定はできるのですが、反映はできない点に注意です。
ただこのフレームレート、端末にかかる負荷が非常に大きいのが難点。実際に試してみて欲しいのですが、フレームレートを120に設定を変えると、現在のデバイス負荷のスライダーが左端だったものが一気に振り切れます。操作も目に見えて重くなります。
なので、120で設定できる端末であっても、実運用に耐えるかという点ではまた話は別なわけです。
フレームレート60もそれなりに重い
で、問題なのが、120はともかく、フレームレート60でもそれなりに重いという点です。
僕のiPadAir4だと、デフォルトの画質は最高にはなっているのですが、フレームレートは30になっています。
30でもできなくはないのですが、一度PCで60を体験してしまうと、できれば60でやりたい。しかし、画質を高以上でフレームレート60にすると、結構かくつきます。プレイでかなり気になるレベル。
そのため、画質を中にした状態で、フレームレート60にすると、それなりにプレイできるようになります。
でも、この状態でもシーンによってはややモッサリした感じになり、端末に負荷がかかっていることがわかります。「現在のデバイス負荷」ではスムーズになっているのですが、PCのようなヌルヌル動く感じではないんですよね。
レンダリング精度を下げる
で、色々いじっていったところ、フレームレートの次に負担が大きそうなのが、レンダリング精度であることがわかりました。3Dモデルの美麗さや遠くにあるオブジェクトの表示に影響がある項目です。
シャドウ品質も影響としては大きいようなのですが、シャドウ品質を下げてレンダリングを上げるよりも、レンダリングを下げてシャドウ品質を上げた方が、グラフィックとしては安定するようになりました。
ということで、現在僕が使用している設定はこちらになります。
これでコントローラー操作でプレイしているのですが、かなりPCに近い感触でプレイできるようになりました。
レンダリング低でも、自分としてはそこまで気になる感じは今のところないです。
まとめ
僕のiPadAir4は、別に原神のプレイを想定して買ったわけではないです。ただiPadAir4で、これまでパワー不足を感じるシーンはほぼなかったのですが、まさかゲームでこんなに影響が出るとは思いませんでした。
アップデートが続くと、iPadAir4でも難しくなる日がくるんですかね。となると、原神やるならM1のiPadProとPS5コントローラー、とかになるかと思うのですが、そうなるとゲーミングPCを買う金額とほぼ同じ感じになってしまうので、ゲーム専用でいくならPS5のコスパがめちゃめちゃいいとわかりますねw
当然持ち運びができないなどのデメリットがあるので、その人の生活スタイルにあう形で選択すべきかと思いますが、今のところはPCとiPadAir4を併用する形になりそうです。
ちなみにPCでもグラフィック高にすると、クラッシュするんですよね・・。そこまでスペック低いわけではないと思うのですが・・・。原神の影響で、デバイスのスペックを気にしなければいけなくなってしまいましたねw
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